学生の頃から2年前までの私は
「持久走」とても嫌いでした。
体育の授業やマラソン大会では、
クラスでいつもビリ!
なんでこんな辛い運動がこの世にはあるの?
と思っていました。
本当に走ることが嫌いな私でしたが、今では10キロを走ることができます。
この記事では、本当に運動嫌いだった私が、何故走ることを始めたのかを書いてみました。
理由は「橋本病」という病気の症状で、甲状腺ホルモンの乱れを改善するために始めた運動がきっかけです。
今では楽しくジョギングをして、3キロのダイエットにも貢献してくれましたので、痩せたい!という方も
是非、ご覧ください!
走るのが好きになると良いことたくさんですよ♪
ジョギングを始めた理由は2つ
私がジョギングを始めた理由は2つあります。
一つは、
- 病気(橋本病)になったこと
もう一つは、
- マラソン大会に参加する旦那さんや他の方への応援
がきっかけでした。
いくら寝ても疲れが取れない原因は、橋本病?
ジョギングを始めた1つ目のきっかけは、体調不良が原因で病院へ行ったら橋本病と診断されたからです。
今から7年前、父の法事で実家に帰ったのですが、自宅に戻ってから全く疲れが抜けません。
沢山寝てもぐったり、仕事をして昼寝をしても夕方からの家事がしんどくて、毎日が苦痛でした。
大阪の友達にも同じ症状の子が居たので相談をしたら、
甲状腺の病院へ行ってみたら?
と言われ、自宅近くの病院へ行きました。
先生に症状を伝え血液検査の結果、
甲状腺機能低下症『橋本病』だと告げられました。
橋本病と甲状腺ホルモンの関係
橋本病がどんな病気か簡単にいうと、
甲状腺ホルモンは車でいうとアクセルみたいな働きをしていて、そのアクセルが踏み込んでも機能しないのが橋本病です。
逆にアクセル全開にしすぎた病気が『バセドー病』です。
橋本病は甲状腺ホルモンを自分で違うホルモンに変換させて作ってしまう病気なので、甲状腺ホルモンがずっと足りなくなってしまうとのこと。
新陳代謝が悪くなり、
- 疲れやすい
- 鬱になりやすい
- 太りやすい
このような特徴があります。
私の場合は太る体質でなかったので、なかなかレアな橋本病ですが、橋本病で糖尿病を煩う方もいらっしゃる。
と、お医者さんの先生は言ってました。
では、どうしたら治るのか。ですが、
自分で甲状腺ホルモンを作れなくなったら薬で補うことです。
しかし摂取するホルモンの量を間違ってしまうと大変なので、
薬を飲み血液検査をしながら正常の値に近付けていきます。
しかし私の場合、近所の病院との相性が悪かったのか、ホルモンの量がなかなか合ってくれなくて、どんどん病状が悪化してしまいました。
階段を上がることも息切れをして疲れてしまい、益々家事ができません。
見かねた旦那さんが
大学病院へ行こう!
と言ってくれて、連れていってもらいました。
そこで、新しい先生の診断では
薬の量が合っていない
とのことでした。
そこで出会った先生はもともと開業医で、今もお世話になっている先生です。
その先生の指導では、
- 薬を飲む時間を変える
- 朝晩の処方量を変える
この2つがきっかけで、私はようやく普通の生活を取り戻し始めました!
病気が落ち着いてくると、いくら私が運動嫌いと言っても、全く運動していなかったので、
体力をつけなきゃいけない!
と深く反省しました。
走るきっかけは走る人への応援
ジョギングを始めたもう一つのきっかけは、走る人への応援です。
運動嫌いな私がいくら運動不足だったからといっても、
自ら走ろう!
なんて思うはずがありません。
ちょうどその頃、うちの旦那さんは少し太り始めてきてたので、走りだしたんです。
ただ走っていても自分の為にならないからと目標を定めて。
目標はマラソン大会で
毎度自己ベストを更新する
と決めて、毎週末必ず走っていました。
マラソン大会も色々な場所で開催され、その度に夫の応援に行ってたんです。
大会の度に走る人にエールを送り、ゴールする人を何人も見てました。
走っている人も様々で、私よりも元気のあるおじいちゃん、おばあちゃんもいるんです。
すごいですよね。
元気分けてもらえるってこういう事だなぁって。旦那さんの応援に行く度に感じました。
ウォーキング+ジョギングで走れるようになりました
私、いつも通勤で1.6km歩いています。
時間にすると、約20分。
冬は雪が積もる北国ですので、雪が積もると約30分は歩くので、歩くことは全く苦ではないんです。
先日旦那さんが参加したマラソン大会へ応援に行った時のことです。
おじいちゃん、おばあちゃん頑張ってるのに、
もしかして私も少し位だったら、走れるんじゃない?
と、思ってしまいました。
思っただけなら良かったんですが、
持久走、すごく嫌いなのに言ってしまったんです、
旦那さんに。
「私も走ってみようかなぁ」
これ2年前の話なんですが(笑)
今なら自分で自分を褒めますね!
その週末、旦那さんが
行くぞっ!
て、声をかけてくれて
ウォーキング+ジョギングを交互にすることからまずは1キロ。
次は3キロ。
ゆっくり日にちをかけ、時間をかけ
そのうちウォーキングの時間を短くして、ジョギングの時間を増やしていく。
徐々にウォーキングの配分をなくしていくと、
どんどん走れるではないですか!
自分でもビックリです。
コーチである旦那さん、私の持久力が少しづつ付いてくる様子を見てくれてたんです。
気付けば5キロ走れるようになっていました。
今では10キロ走れるようになりました。
橋本病でかかりつけ医の先生より
病院の先生にもジョギングを始めたことを相談をしたら、
身体を動かして新陳代謝をあげることは良いことだよ。
と言われました!
ウォーキング+ジョギング、始めて良かった。
と、改めて感じました。
ランキングで冷え性改善と3キロ減量!
さて話を3kgダイエットに戻しますが、
私、毎週土曜日か日曜日のどちらかしか走っていません。
たまに祝日も天気と体調が良ければ走る程度です。
ジョギングや軽いエアロビなどの有酸素運動も、30分くらい続けないと脂肪の燃焼はなかなかしてくれません。
なので、最初のうちは走ってもなかなか体重は落ちてくれません。また、筋肉の付き方にも関係があります。
まず脚の筋肉、体幹の筋肉が走ることで鍛えられてきます。
運動するため(脂肪を燃やすため)の筋肉がついてくるので、運動を始めてすぐにはなかなか体重が落ちてくれません。
また、脂肪より筋肉の方が重いので、体重はよけいに落ちないんです。
この時点で諦めずに続けていくと、そのうちに脚が筋肉でしまってきます。
特にふくらはぎです。
体が走ることに慣れてきて、走るスピードをあげると太ももの裏もしまってくるのを感じられるようになってきます。
脚だけ痩せてもって思うかもですが、
もともと私は無駄な脂肪は下半身に集中していたのでありがたい。
でもたった5キロ走っても体重はかわりません。
ランニングをして一番良かったことは冷え症が緩和されました!
体重はなかなか変化がないので、諦めていたのですが、今年になり、ふとヘルスメーターに乗ってみたら
マイナス3kg落ちているではないですか!
走ることでダイエットできた理由
理由としては距離と時間が伸びたからだと思います。
1時間は走ると決めているので、8キロから10キロくらいの距離になります。
旦那さんはその後もプラス8キロ走っていて
ここ数ヶ月は平日も走っているので
体重が7kgは落ちた!
と喜んでいました。
旦那も私も見るからに贅肉がなくなりました。
昔はあんなに嫌だった持久走も
今は、気分もスッキリするので好きになりました。
春は風が強いし、天気の移り変わりも激しいですが、どこで走っても心強いコーチ(旦那)がいるので楽しいです。
最後に
こはくさん、マラソン大会は?
と思われてる方もいらっしゃるかもですが
一昨年、昨年と5キロや10キロの大会に参加しましたよ!
今年はコロナで大会中止ですが、自己ベストが伸びて結果に繋がると本当に嬉しいものです。
いつかハーフが走れるようになるまで
頑張り続けます。
運動をしても体重がなかなか落ちない人もいるかもしれません。
でも継続は力なり!
で、いつか必ず筋肉が勝手に燃焼を手伝ってくれる日がきます!
きっかけは何であれ、私のように走ろう!
って思ってくれる人が増えると良いですね。
ただし無理は禁物、怪我とコロナにだけは気をつけてくださいね!
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