重くてしんみりする話ですが私の家族の話です。
周りを大切にすることは、自分も大切にすることに繋がるということを私の体験を通じて、お伝えできればと思います。
兄の命から私の命へ
私は兄のことを知りません。
ただ両親に子どもの頃から兄の話をよく聞かされていました。
私の兄弟は
兄、姉、私、弟の4人です。
兄は私が産まれる2年前に他界しました。
『脳腫瘍』で兄が8歳の時に亡くなったのです。
母は病院で兄に付きっきりで看病を、
父は手術費用を稼ぐために、必死に仕事をしてたそうです。
もちろん親戚にも沢山お金をかりました。
今のように医療の発達もまだそんなにしていない時代、手術しても治らなくて、兄も両親もとても辛かったと思います。
姉はまだ小さかったので、ほとんど親戚の家に預けられてた。
姉にも寂しい思いを沢山させたと両親は言ってました。
兄が亡くなり、毎日辛い生活をしていた母。
元々住んでいた家に住むことさえも辛くなり、新しくできた隣の市の団地に引っ越しをしました。
母の姉が
『もう一度子どもをつくりなよ』
と言って
私と弟が産まれました。
もし兄が病気になっていなければ、
もし兄が生きていたら
私も弟もこの世には居ません。
私も弟もこの世に生きていることに感謝をしてます。
兄の分も生きる!
お互いにそう思っています。
父とファザコンの私
私、とてもファザコンです。
うちの父、背は低かったのですがイケメン!
性格もカッコ良くて、
自慢の父がいました。
寝るときはいつも父と一緒、
外出するときも腕を組んで歩く。
たぶん今の子は、
お父さん嫌いって言う子が多いかもしれませんが、私は旦那さんよりお父さんが好きっていつも言うくらい父が好きです。
そんな大好きな父ですが、
兄と同様、この世にはもういません。
胃ガンで亡くなりました。
父の余命宣告を受けて、結婚を急いだ私と旦那さん。
父とどうしてもヴァージンロード歩きたくて、2ヶ月半で結婚式の準備したんです。
当初父は体力も落ちてしまって、
私とのヴァージンロードの為に
病院では歩く練習をしてくれていました。
もちろんちゃんと歩けました!
私は25歳で父を看取ったのですが、
自分の親がこの世にいないことって
とてつもなく辛いことです。
しかも大好きな人がです。
父の分まで母に親孝行
もっと親孝行すれば良かったって後悔しました。
人の命の大切さって、なくなって初めて知ることが多いですね。
人間って不思議なもので、
辛い気持ちは時間と共に薄れていくんです。
後悔は沢山残りますが、
母は元気でいます。
生きているうちに沢山親孝行してください!
電話するだけでいい、
電話でなくてもメールでもLINEでもいい!
連絡するだけでも親孝行になります。
私は週3回は実家の母に必ず電話してます。
声で元気かどうかわかるからです。
命の大切さと家族
親が居るから 今
私はこの世に生きています。
友達がいるから楽しく過ごせてます。
家族を大切に、後悔する前に行動してみてくださいね。
周りを大切にすることは、自分を大切にすることに繋がります。
幸せを心から願っています。
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